FX自動売買

FX自動売買とは?

FXにおいて取引方法はトレーダー自身が売買のタイミングを見極める『裁量トレード』と、ある一定のルールに基づいて取引を行う『システムトレード』の2種類があります。

システムトレードには自分自身でルールを決めてその条件に従って取引を行う事も含まれますが、今ではシステムトレードと言えば取引をツールに任せる自動売買システムが主になっています。

システムは相場があらかじめ決めておいた売買のタイミング、条件、利確や損切りの基準などに当てはまった場合にその取引を行ってくれるため、コツコツと利益をあげることができます。

自動売買には、一定の値幅で売りと買いを繰り返す『リピート型』と戦略のプログラムを利用する『ストラテジー型』があります。
リピート型は買値より価格が高くなったり、売値よりも価格が低くなると売却したりとわかりやすく初心者におすすめなスタイルで、ストラテジー型は実績のある過去のトレードをコピーしたり、自分の好きな設定で戦略を立てたりするなど中~上級者向けのスタイルです。

リピート型は外為オンラインの『iサイクル2取引』やアイネット証券の『ループイフダン』などが、ストラテジー型はインヴァスト証券の『シストレ24』やみんなのFXの『みんなのシストレ』などがそれぞれあたります。

自動売買のメリット

  1. チャートが読めない初心者でも始められる!
  2. 24時間 規則的にトレードしてくれる!
  3. 感情に左右されない!

チャートが読めない初心者でも始められる!

FXには相場の動向をつかみ、適切なタイミングで売買をする力が求められます。

裁量トレードの場合は特にその力が求められ、テクニカル分析を行うとなると移動平均線やボリンジャーバンドをはじめとしたチャートの見方を把握していなければならないし、その知識をどう活かすかの判断も経験として持っておく必要があります。

もともと知識や経験を持ち合わせている方には裁量トレードで十分かもしれませんが、初心者や知識が不十分な方が始めるとなると利益を出せるかは保証できません。

しかしそのような方にとって自動売買は心強い味方となってくれます。

自動売買では自分で設定せず、すでに利益が出ている戦略をそのまま利用できるので詳しい知識を必要としません。
さらに利益が出ているシステムの多くは投資のプロと呼ばれる方々によって作成されているため自分のトレードの勉強にもなり、今後のトレードに活かすことができます。

24時間 規則的にトレードしてくれる!

相場は日々変動しています。
FXの場合平日の24時間連続して変化していますが、夜中は寝る時間に、日中は仕事や学業に専念しているためにチャートを見られない方も多いと思います。

限られた時間の中でトレードを行うと精神的に焦ってしまい判断ミスをしてしまうことや、ポジションを持ったままにしてロスカットが行われてしまい、いつのまにか大きな損失を生んでいることもあります。

それに対して長時間相場を確認することができれば、今後の相場の動向も予測しやすいうえに大きな損失を生む前に損切りできます。

ここ自動売買の特徴が効いてきます。

自動売買はシステムですので、私たちが仕事をしている間や寝ている間も24時間相場を確認し、設定した条件に沿ってトレードを行ってくれます。
単純にトレードする回数が増えるため、利用しない場合よりも利用した場合の方が利益を得る確率が高まるのです。

感情に左右されない!

FXは異なる通貨同士を好きなタイミングで売買し、その後の価格差で利益を得ることを指します。

現在多くのユーザーがFXを行っていますが、長い間利益を上げている所謂勝ち組トレーダーは一握りしかいません。
更に初心者がいきなり始めてしまうと大きな損失を生み出してしまうこともしばしばあります。

なぜならFXでは情報を有効活用して自分で売買のチャンスをつかみ取らなければならないからです。

そこでは「まだ下がるしもう少しポジションを持っていよう」などの過度の期待や、「ここで損切りしたらマイナスのままになってしまう」などの焦りの感情を持っていると不利になります。

しかしシステムトレードならばシステムが淡々と決断を下してくれるので感情に左右されることなく取引できます。

もちろんシステムトレードで必ず利益だけが出るわけではありませんが、損失が出た際も迷わずしっかりと取引を行えることはメリットだと言えます。

自動売買のデメリット

  1. 予測不能の相場に対応できない
  2. 結果が出るまでに時間がかかる
  3. 裁量でトレードするよりスキルが身につきにくい

予測不能の相場に対応できない

自動売買の強みはコツコツと利益が得られる点にありますが、自動売買には弱みもあります。

自動売買の弱みの一つ目は、システムそれぞれには個性があり、ほとんどのシステムでは予測不能な急な相場変動に対応できないことが挙げられます。

例えば自動売買を始めようとしている時に相場がレンジ傾向でシステムとしてレンジのものを選んだところ、数分後相場が急に上昇傾向になってしまいシステムが上手く機能せず、逆に損切りばかりになってしまうことがあります。

そのように急な相場変動やあからさまに分かりやすい相場の時はシステムトレードよりも裁量トレードの方が利益を得られる場合があります。

だからこそ設定した後は放置せず、定期的に見直してシステムを用いる期間を考えたり、複数のシステムを効果的に組み合わせたりしましょう。

結果が出るまでに時間がかかる

もう一つの弱みは、大きな利益をだすまで時間がかかる点です。

自動売買は設定していた相場の動きに対してコツコツ利益を重ねるツールなので、月に数万円など大きな利益というよりも少額を安定して得ることの方が向いています。

一部の人は一日で大きな利益を上げているケースもありますが、その場合は入金額も大きいか、経験豊富かのいずれかが多いです。

ただ当然運用する額が大きければ利益も大きくなりますが、その分損失も大きくなるため初心者は手軽に投資できません。

さらに始める時にはどのシステムがどの相場で有効なのかを把握しておかなければならないので、下準備も入念に行わなければなりません。

短期的に利益を得たい方にはあまり向いていない取引方法かもしれません。

裁量でトレードするよりスキルが身につきにくい

自動売買は既に戦略が決まっていて、初心者もその設定に乗っていれば手軽にトレードを始められます。
なぜなら過去の値動きや、プロの投資家が考えた戦略を元にシステムが上手く設定されているからです。

ただその分トレードに頭を使う機会が減るので、自分の技術は裁量トレードに比べてあがりません。

裁量トレードではチャートの分析が必要で、テクニカル分析となるとボリンジャーバンドやMACDなどのテクニカル指標の種類とその性質、合わせて売り買いのサインを理解している必要もあります。

自動売買によってどのようにエントリーをすればいいかは学べますが、実際に自分の判断や分析技術を磨くためにはやはり裁量トレードを経験すべきです。

自動売買の注意点

完全に放置することは危険

戦略さえ適当に選べていれば利益を上げやすい自動売買ですが、安心しきって放置しているとかなり危険です。

自動売買で損失を出す人の原因の一つがまさに自動売買を放置することで、当たり前ですが利益が出続けているのであれば問題はありません。
しかし損失を生み出してしまう人は儲かっていないプログラムをいつか儲かるのではないかと放置し続け、ついには自分の資金を全て溶かしてしまうのです。

またストラテジーを選ぶ際にもなんとなくと選んでしまい、まだ利益が出ないだけで今後は利益になると放置する人もいて、自動売買の強みを生かす前に取引のチャンスを逃している方も多くいます。

ですのでまずは相場に合った戦略を選び、定期的に戦略を見直して時には裁量トレードを行うことも検討してもらいたいと思います。

高額なソフトは詐欺の可能性がある

自動売買の戦略の多くは無料で使えます。
特に国内FXであればほとんど手数料も無料で利用できるため安心です。

しかし、一部ではツール代として少額の費用が掛かる場合もあります。

これが大手の信頼できる業者なら大丈夫なのですが、中にはTwitterやInstagramなどのSNSを通して情報商材の形で違法な自動売買ソフト(EAと表記される場合もあります。)を販売している業者が居ます。

例えば『月利70%の利益が確実にでます!』や、『有名投資家が開発し、現役プロトレーダーが愛用中!』など虚偽の広告を打ち出し、利用者を募ります。
そこで初期費用数十万の高額な自動売買ソフトを購入させ、実際には全く上手く運用されないどころか損失が生まれてしまいます。

多くの場合、販売業者に問い詰めても相場が悪いの一点張りでそのまま連絡が取れなくなり、初期費用と運用資金が無駄になってしまうという流れになっています。

もし自動売買ソフトを購入したいと考えているのであれば、販売元が確かな業者なのか、もし利益が出ない場合はどのような対処がされるのか、初期費用は返還されるのか、口コミではどう言われているかなどを必ずリサーチしましょう。

【口コミあり】FX自動売買ランキング

  1. FXブロードネット『トラッキングトレード』
  2. インヴァスト証券『トライオートFX』
  3. アイネット証券『ループイフダン』
  4. 外為オンライン『iサイクル2取引』

1. FXブロードネット『トラッキングトレード』

自動売買ランキング第一位はFXブロードネットの『トラッキングトレード』です。

トラッキングトレードはリピート型にあたり、あらかじめ決めておいた買値で買い、その後その値段よりも高い値で設定していた売値に届いた時点で売ることを繰り返して何度も同じ値で売買ができます。
実際の相場の大半はレンジ相場であるから、単純に利益を狙うチャンスが多いのが特徴です。

更にリピート型は決まった値で売買を行うため、相場状況から生じる不安などを最小限に抑え、損益への影響を限りなく少なくすることができます。

狭い値幅で決済を繰り返すので利益は少なくなってしまいますが、初心者でもこつこつと安定して利益を得られる点が高評価のポイントです。

ただし、リピート型には指定した値幅以外では利益が出ない欠点もあります。

この欠点は、FXブロードネットの『トラッキングトレード』が解決してくれます。

トラッキングトレードではリピート型自動売買で注文をかける値幅を複数設置し、価格が上昇しても下降しても利益を生み出せるようにシステムが組まれています。
大枠はリピート型注文で、その中で細かくリピート型のシステムが動いていることになります。

相場の動きの全てが取引チャンスとなり、他のリピート型自動売買よりも利益をつかむ確率が高くなっています。

口コミ

主婦(50代以上・女性)
初めてシステムトレードに手を出したが、やりやすかった。リスクも思ったより少なかった。


会社員(30代・男性)
これまでもっと利益が出せたのになと思う相場でも戦略があっているとかなり利益がでる。ただ手数料が気になるところ。

2. インヴァスト証券『トライオートFX』

自動売買第二位はインヴァスト証券の『トライオートFX』です。

トライオートFXはリピート型とストラテジー型を合わせた自動売買で、選択によっては様々な相場状況で威力を発揮します。

トライオートFXの一番の主流のシステムでは、初回注文・決済注文・次の注文条件の3つを設定すると、後はシステムがIF-DONE注文を続けてくれます(連続注文)。
IF-DONE注文とはリピート型の注文方法のことで、新規注文を発注するときにその決済注文も同時に設定しておく注文方法を指します。

このIF-DONE注文繰り返していくことによって相場がどちらに動いても利益を積み重ねることができます。

トライオートFXでは面倒な設定を必要とせず、設定済みのストラテジーを選ぶだけでも自動売買が行えます。
用意されたプログラムは過去行った取引結果も記載されているので初心者にも決めやすい選択肢となっています。

また予想する相場方向に基づく売買方針やフォロー値、カウンター値の組み合わせにより、様々な戦略を作成することも可能で、上級者にも向いており、さらに1,000通貨から取引が可能な上、『レンジ追尾』、『セーフティー設定』などの機能が取引のリスクを最小限まで抑えてくれます。

口コミ

パート・アルバイト(20代以下・男性)
ツールが使いやすかった。サポートも手厚いので初心者にもやさしいんだなと思った。


会社員(40代・男性)
ストラテジーを組めるので初心者よりも上級者向けな印象。適当に選んだら損失になったので慎重に戦略は選ぶべき。

3.アイネット証券『ループイフダン』

自動売買第三位はアイネット証券の『ループイフダン』です。

ループイフダンもリピート型とストラテジー型の自動売買に当たります。

ループイフダンは5ステップの簡単設定で利用でき、初心者でもらくらく運用できることが特徴です。
特にループイフダンでは『ループイフダンB15』とB(BUY)とS(SELL)で売買タイプを、数字で設定値幅とタイプが一目でわかる表示になっています。

そして一番注目すべきポイントは取扱い通貨ペアが20種類あり、それぞれのスワップポイントも高いところにあります。
例えば米ドル/円66円、トルコリラ/円78円、南アランド/円120円と業界最狭水準のスワップポイントを提供しています。

自動売買では自分が寝ている間も取引を続けてくれるため、勝手にスワップポイントを得る機会が増えます。

取引手数料も安く、単純な取引以外でも利益を得たい方にはおすすめできる業者です。

口コミ

主婦(30代・女性)
他社よりも狭いスプレッド、高いスワップポイントに満足している。着実に資産を増やしたい場合におすすめ。


会社員(40代・男性)
自動売買とスワップポイントが良いのでおすすめ。1,000通貨から取引可能で初心者も安心して試せるのでは。

4. 外為オンライン『iサイクル2取引』

自動売買第四位は、外為オンライン『iサイクル2取引』です。

iサイクル2取引はリピート型の自動売買で、売買の選択、過去の変動幅、対象資産を設定するだけで開始できます。

基本的には相場に対して自動で追従して売買を行ってくれるスタイルを取っていますが、iサイクル2取引には新機能『トレンド』が追加されました。

トレンドを使うと今の相場が上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを見極めることができるのでトレンドが切り替わっても自動で逆の注文をしかけ始めてくれます。

今までは相場の状況を自分自身で読み取って売り買いの注文を仕掛ける必要がありましたが、システムが自動で判断してくれるようになったので詳しい知識がない初心者でも気軽に始められます。

現在では口座数も55万口座を超え、安定した人気を獲得しています。

口コミ

自営業(40代・男性)
一見設定が複雑そうだが、デモ取引のおかげでスムーズに取引できた。無駄なロスカットも防げて良い。


会社員(40代・男性)
iサイクル注文が楽で良い。ただ何もせずに放置するのは危険なので、うまく使いこなすことが重要。

番外. ひまわり証券

ひまわり証券にも自動売買システムの『ループ・イフダン』があり、これはアイネット証券『ループイフダン』と似たようなシステムになっています。

アイネット証券との大きな違いは取扱い通貨ペアの数です。
アイネット証券の取扱い通貨ペアは20種類なのに対し、ひまわり証券では5通貨ペアになります。

ループイフダンで運用したいペアがひまわり証券にあればどちらでも構いませんが、マイナー通貨などで自動売買したい方にはアイネット証券をおすすめします。

番外. マネースクエア

マネースクエアには『トラリピ』という自動売買があります。

トラリピもレンジ相場を活かしたリピート型の自動売買で、1クリックで今の相場にピッタリの設定を表示してくれる機能も搭載されています。

ただしトラリピのスプレッドは上で紹介した業者よりも比較的に広い傾向があるので、注意が必要です。

まとめ

今回は自動売買ツールのメリット・デメリット、危険な点やおすすめ業者を紹介していきました。

自動売買には初心者が始めやすかったり、空いている時間にこつこつ利益を積み重ねられたりする利点がありますが、上手に活用しないと大きな損益を生み出せず、さらに悪質な詐欺業者もいますので気を付けて利用しましょう。

自動売買が気になった方はランキングや業者紹介ページなどを参考に口座開設してみてください。