2020年8月13日 ポンドの展望

新型コロナウイルスによって、全ての通貨は大打撃を受けた。今回取り上げるのは、ポンドである。新型コロナウイルスの脅威は、市場を暴れまわり経済もその対策に乗り出しているが、思う以上に感染者をコントロールできず、そのため経済活動自体が止まっている国が多くある。

今回問題なのは、失業率の推移である。失業率が上がるとなると、失業者向け手当の申請も増えるものだ。イギリスの新型コロナウイルス感染者数が増加してきたのは3月中旬。4/12には1日最多の8719人もの感といった事態になった。その後は、緩やかに減少をした。4~6月は数千規模の感染者を出していたが7月には数百人規模までに。最多を更新した4月の失業保険申請件数は856,500件(修正後1,032,700件)。5月の失業保険申請件数は528,900件(修正後566,400件)。6月の失業保険申請件数は-28.100件。7月失業保険申請件数は94,000件であった。市場的に言うと感染者が落ち着いてきた月(7月)には上昇を進めた。

今後、上がる要因としては新型コロナウイルスの感染拡大の懸念が続くこと。また、EUとの合意が年内までに合意できるまたは円滑に実行に移すことが出来ることだ。下がる要因としてはEUとの交渉が決裂する場合などが挙げられるのではないだろうか。