2020年8月12日 ドル円の展望

近日のドル円市場は元の金額体まで戻ってきている。

先月7月中の最高値は、108.16円であった。7月の平均では106.94。8/11の最高値は106.68であった。中国との東シナ海緊迫化や大統領選挙などの影響で相場自体が荒れた。やはり、ドル円金額の正常化まで行くにはまだ長い年月が必要だと考えられる。結果としてドルの危機の拡大(リスク)を恐れた投資家はドルではなく金への投資に移行したことにより金の価格は高騰、ドル売りの形がとられ市場主要通貨のドルの勢いは失われていった。

しかし、最近のドルは突如として上昇を開始した。これらは、新型コロナウイルスの経済対策が上昇の理由となってきていた。トランプ氏による「給与税の徴収停止、立ち退き猶予、失業給付の延長、学生ローン再支払いオプションなどに対し、大統領令を使用できるか検討中」を発言。その翌日失業保険給付の上乗せなどを実施する大統領令に署名を行った。市場的には一時的な上昇をもたらしたが、それは単なる短期的流れの一種であり、長期的に見ると不確かな相場であり少しの不安要素が見えてくると以前の様にすぐにドルが売られる可能性は否定が出来ない。

また円がどのような動き方をするのか見どころでもある。最近は目立った日本政府の動き(対策)は見られないが、もし、日本・アメリカ・オーストラリア・イギリスなどで東シナ海の防衛(憲法改正・首相発言などによる)に今まで以上に関わった場合、相場に大いに影響してくる。一番良いのは、新型コロナウイルスに対してのワクチンが世界的に配布され、東シナ海の問題が収束化し、アメリカ大統領が決定する事である。いずれにしても難しい状況に立たされているが、その一つだけでも落ち着くものであればここまでの上下動は無くなる。

今後もトランプ氏の発言・経済対策や要人発言・指標などに注目が集まる。